子供時代の学び方 ロベルト・ボッシュ 手に職をつける

1900年、メルセデスの父親エリム・ジェネリクさんがマイバッハさんに新型のメルセデスを発注する。その仕様が、(1)安定性を確保するためロングホイールベースとゆったりした車幅を持たせる。(2)エンジンはシャーシに取り付ける。(3)重心を車の中心で低くする。(4)電気イグニッションはボッシュのシステムを使用する、だった。この仕様を実現したメルセデスは大ヒットする。▼今回取り上げるのは、(4)に出てくるボッシュである。そのロベルト・ボッシュは1861年、ドイツ生まれの技術者、発明家、そしてBOSHの創業者。農業を営むフリーメイソンの父のもとで育つ。子供の教育を重視する家庭。8才から7年間、技術を学びながら精密機械の実地教育が受けられる中等学校に通う。その後、さらに7年間、ドイツ国内、アメリカ(エジソンの会社)、イギリスで武者修行。25才になった1886年に自分の会社、Workshop for Precision Mechanics and Electrical Engineeringを立ち上げる。その一年後、会社の運命を決定づけるマグネット式のイグニッションシステムを完成させる。▼エリム・ジェネリクさんが仕様の(4)にボッシュのイグニッションを使うようにと記載するのはそれから13年後のこと。

https://en.wikipedia.org/wiki/Emil_Jellinek https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Bosch