リーゼ・マイトナーさんの甥、オットー・フリッシュさんの自伝に出てくる科学者(5) 量子論の父:M・プランクさん

▼フリッシュさんの自伝では、プランクさんを「ただ、熱の理論を秩序ある形にしようと試みていたのだ(中略)。これによってガリレオ以来の最も偉大な改革を始めてしまった」(p.20)と紹介している。
▼マックス・プランクさんの年表はすでに9月9日の記事「L・マイトナーさんの歩みに影響した人物(2) マックス・プランクさん」で紹介しているので参照して欲しい。https://gakuryokuup.com/2020/09/page/3/
▼プランクさんは「光をエネルギーの塊とみる」「それを量子と呼ぶ」「量子1個のエネルギーは光の波長に依存」「計算用に定数hを仮定する」「ある色の光波の振動数にhを乗じたものが各量子のエネルギーの量」という「量子仮説」を公表した(p.20)。これに対して物理学者は膠着状況になったようだ。それを打破したのがアインシュタインさんである。
※オットー・フリッシュ著 松田文夫訳「何と少ししか覚えていないことだろう-原子と戦争の時代を生きて-」吉岡書店、2003年。