セリウムCeの発見者 W・ヒージンガー&ベルセリウス組とM・クラップロートさん

スウェーデンのヒージンガーさん&ベルセリウスさん(6月29日参照)組とドイツのクラップロートさん(7月14日参照)が同じ年に、同じ鉱山の同じ鉱石から同じ元素(化合物)を発見。第一発見者はどちらか、で国を巻き込む論争になった最初の元素。セリウムの名前は、片方がセリア、片方がテールオクロイトを主張したので、学会がナカとって名付けられた。ベルセリウスさんとクラップロートさんはお馴染みなのでここではヒージンガーさんを紹介する。

ウィルヘルム・ヒージンガー Wilhelm Hisinger 1766–1852
スウェーデンの化学者。

1766年、スウェーデン生まれ。父は大きな精錬所の経営者。
ウプサラ大学で自然科学を学ぶ。
経済力があったのでベルセリウスさんを援助。
私設実験室で鉱物学の研究を行った。

セリウムCe発見@スウェーデン
1803年、ヒージンガーさん(37才)とベルセリウスさん(24才)がイットリウム鉱石から新元素がないか調べる過程でセリアを発見(実は、セリウムとランタンの化合物だったことが後で判明)。
命名
1801年に見つかった小惑星に付けられた名前セレス(ローマ神話の女神Ceres)にちなんでセリアceriaと命名。

セリウムCe発見@ドイツ
1803年、クラップロートさん(60才)が同じくイットリウム鉱石から新元素を発見。
命名
黄色い土という意味のテールオクロイトterre ochroiteと命名。

セリウムCe第一発見者は誰だ?争い
同じ年に発見されたこともあり、国家間で第一発見者を争う最初の事例になる。

1838年、C・モサンデルさん(7月27日参照)がランタンとセリウムを分離し、セリウムの単離に成功。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
https://en.wikipedia.org/wiki/Wilhelm_Hisinger
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0